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マイクロエース A6772 キハE130 2両セット・A6773 キハE131+キハE132 2両セット入線 [鉄道模型]

予約していたマイクロエース A6772 キハE130 2両セット と A6773 キハE131+キハE132 2両セットが届きました!
20200730.jpg
ラッシュ時に見られる キハE130 - キハE131 - キハE132 の3両編成

キハE130系は8年前にマイクロエースから発売されていますが、私がNゲージを再開したころには中古市場でも滅多に見かけない幻の製品となっていました。今回改良再生産ということで、復帰から一年待たずに購入できたことはまぁそこそこ幸運だったのかな?
さて今回、はじめてのマイクロエース製品の導入です。じっくり見ていきましょう。
今回の再生産では、クーラーなどのパーツやシルバーの塗装が改善されたということです。箱も変わったとのこと。さっそく見ていきます。

箱はウレタン中敷きの紙製で、マグネットでパカッと開くものに変わったとのこと。高級感、あるのかなぁ? 一瞬「おぉっ」と思いますが所詮は紙箱、経年劣化は避けられませんし、こんなギミック入れるより安くしてくれ・・・ただ普通の紙箱は何度も開け締めしていると傷んできますから、その点ではメリットがあります。

取り出してみると、実車のイメージをよく再現していると思います。MicroAce は TOMIX に比べてライト回りやステップなどのモールドにキレがない、なんて意見もありますが? キハE130 系はのっぺりしていることもあり? 問題は感じません。

塗装もいいですね。地色のシルバーはしっとり艶やか、きめ細かで高品位な塗装です。粒子が細かいと言えばいいのかな。KATO のステンレス表現には劣るが、鉄道コレクションや古い TOMIX 製品のシルバー塗装よりは良いと思います。秀逸なのが動力車の床下で、凸部をグレーやシルバーで、凹部を艶消し黒で塗装することでモーターカバーを目立たなくしています。整形色のままよりコストは掛かりますが、これはいいですね。

走行させてみると KATO のフライホイール車より静かで TOMIX よりスムーズに走ります。(当たり個体なのかどうか分かりませんが)ヘッドライトも色味、輝度ともに良好で、うん、いいんじゃないの?
(まぁ TOMIX はモーター換えれば改善するって話も聞きますが・・・)

カプラー関係を見てみます。
キハE130 は先頭がダミーカプラー、連結面がボディマウントのアーノルドカプラー、
キハE131+E132 は先頭がダミーカプラー、連結面は台車マウントのアーノルドカプラー。
全体的によくできた模型ですが、カプラーのせいで連結間隔が広いのが難点。ならば とカプラー周りだけ改善します。

まずは キハE131+E132 から。方針として
20200730-5.jpg・原状回復不可能な加工はしない
・コストよりディティール
ということでやってきます。

キハE131+キハE132 の2両編成だけで考えるなら中間連結面を
KATOカプラー密連形Aグレー(右図)
に交換するのがお手軽ですが、
キハE130 増結まで視野に入れると先頭部も連結できるようにしたい。連結器の種類も揃えたいよね。
20200730-6.jpg改めて実車の連結器を確認してみます。実車は左図のような二段電連付きで、胴受が湾曲しているタイプ。特に電気連結器の形状に特徴があります。
(※ 久留里線や八戸線のものは形状が異なります)
20200730-7.jpgこの形を再現できるものは? と探して
TOMIX JC6339 に行き当たりました。

おっ、バッチリじゃんと思って当ててみたところ問題発生。
20200730-8.jpgダミーカプラーには、スカート部品を挟む耳が出ています。でも JC6339 にはこれがないのでスカートがお辞儀してしまいます。(ポイントなどに引っかかります)
接着しちゃう手もあったのですが今回はそれはやらない条件ですので、カプラー本体は 0337 SP グレー 6個入り を使うことにします。(胴受の形状違いには目を瞑ります)
20200730-9.jpgJC6339 から(二段電連と一体になった)連結器枠を外し、0337 の連結器枠と交換します。連結器枠は 向かって左から コの字形のパーツを差し込んであるので、引っ張ればすぐに取れます。(小さいので失くさないように気を付けて!)

そのままだと(ダミーカプラー用の)スカートにTNカプラーのジャンパー受け部分が干渉するので、切れ味の良いニッパーやカッターナイフ等で1mm程度カットします。これでスカートが干渉せずに取り付けられるようになります。
20200730-10.jpgすっきり収まりました。

次は中間連結面です。キハE131(動力車)、キハE132(トレーラー車)いずれも中間連結面は台車マウントのカプラーポケットタイプとなっています。どちらも台車からカプラーポケットを上に持ち上げるようにすると取り外すことが出来ます。ニッパーで切断しなくていいのは有難いですね。そこで先ほどの残りパーツの JC6339(電連無し)を取り付けてしまえば無駄を出さずに済みます。

ついでに室内灯を取り付けて、完成。
20200730-11.jpg
ダミーカプラーと比べると若干大きいですが、イメージは保てていると思います。
どうでしょう?

キハE130 は連結面もボディマウント+切り欠きが大きいスカートとなっています。TNカプラー化するなら切り欠きの小さいダミーカプラー用のスカートが欲しいところですが、付属していないのでしょうがありません。こちらは 0337 を(電連のみ交換して)取り付けるだけにしておきます。

さ、これで完成です。
 キハE130 の単行
 キハE130 の2両編成
 キハE131 - キハE132 の2両編成
 キハE130 - キハE131 - キハE132 の3両編成
4つのバリエーションで運転できるようになりました。
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